デリケートゾーンの痛みへの対処法は市販薬の女性用フェミニーナ軟膏?

デリケートゾーン(陰部)の痛みがある時、どうしていますか?
「仕事や学校があるからなかなか病院には行けないなあ」
「恥ずかしいし、病院の検査はちょっと怖いし。放っておけば治るかも、、、。」

確かに、なかなか受診はしにくいですよね。それに、病院に行く前に何かできることはないかなと思うのは当たり前のことだと思います。

チクチク、ズキズキ、しみるーという不快なアソコの痛みには市販薬も強い味方なんですよ。
薬剤師さんによれば、更年期や産後女性に限らず、10代の高校生でも使ったことがあるという女の子が増えているそうです。

フェミニーナ軟膏やオロナインは、薬局やオンライン通販で手軽に手に入るのですが気をつけなければいけない点もありますので今日は一緒に勉強していきましょう。

 

デリケートゾーンの痛みに使える市販薬

 

悩める相談者子羊ちゃん
デリケートゾーンの痛みを治せる薬が薬局で買えるんですか?

デリ看 うらら
買えますよ。薬の他にも痛みをちょっと良くするケア用品も薬局で手に入ります。

悩める相談者子羊ちゃん
やったー。これで病院にはいかなくても大丈夫ですね。

デリ看 うらら
えええー、それはNGですよ!病院に行くほうが良い場合もあります。選択肢の一つだと考えて欲しいですね。でも、手軽に買えるし夜でも買えるので注意点を教えまーす。

 

フェミニーナ軟膏S

  • 小林製薬
  • 15g 880円(税込み950円)と30g 1400円(税込み1512円)
  • 第2類医薬品

効能・効果

  • かゆみ かぶれ 湿疹 虫刺され 皮膚炎 じんましん あせも ただれ しもやけ
    デリケートゾーンのかゆみ、かぶれに。
    生理時、おりものによるかゆみ、下着かぶれ、汗ムレによるかゆみ などに

これを見る限りでは、陰部がかゆい時とかかぶれたなと思う時は塗っても良いという理解になりますよね。

成分リドカイン→かゆみを鎮める
ジフェンヒドラミン→かゆみの発生を抑える
イソプロピルメチルフェノール→雑菌の繁殖を抑える
トコフェロール酢酸エステル→肌の新陳代謝を高める(血流改善 症状の回復を早める)

成分を見ると虫刺されの薬とあまり変化ないんですよね。
確かに、看護師さんでも、虫刺されに使っている人もいます(笑)

「痛み止め」成分は入っていませんね。
かきむしってしまう、痛痒さには作用しますが、痛みには作用しないことがわかります。

薬剤師さんのいる時間にしか購入できない第2類医薬品です。

粘膜には塗ってはいけないと書いてありますが陰部ってどこまでが皮膚で、どこからが粘膜かわかりますか?
小陰唇よりも内側が粘膜です。
ビラビラの部分までは塗ってもOKという事ですね。

フェミニーナ軟膏のテクスチャーは白いクリーム状。
割と伸びが良く、少量でも外陰部全体に伸ばせる印象です。
フェミニーナ軟膏自体に刺激はほとんどありません。
臭いもほとんどしません。薄く塗ればショーツにシミも残りませんでした。

悩める相談者子羊ちゃん
フェミニーナとローマ字で書いてあるのでポーチに入れていても即バレすることはなさそうなのも嬉しい配慮ですね。

フェミニーナシリーズは軟膏、ジェル、ミストの3種類があるのも嬉しい。
少しづつ成分が異なるので、しっかりと痒みを止めたい場合は軟膏が良いと思います。

 

オロナイン軟膏

  • 大塚製薬
  • 11gチューブ、50gチューブ、30gビン、100gビン、250gビン
  • 第2類医薬品

効能・効果にきび 吹き出物 はたけ やけど(軽いもの)ひび しもやけ あかぎれ 傷 水虫(じゅくじゅくしていないもの)たむし いんきん しらくも

 

うーん、これを見てフェミニーナとの違いを一般の人が理解できるのか謎です。単に書き方の違いではないかと思ったりもしますよね。しかし、よく見ると水虫などが入っている点に特徴があります。

 

主成分 クロルヘキシジングルコン酸塩液→雑菌の繁殖を抑える

他、オリーブオイルやワセリンなどの保湿成分も入っていますが、主成分が殺菌消毒をメイン効果としているクロルヘキシジングルコン酸塩液というのが大きな特徴です。
成分を見てやっとわかりますが、殺菌成分が入っておりフェミニーナにはできないことができるという薬です。

添付文書には使用禁止部位が3つ上がっています。
湿疹、化粧下、虫刺され。
湿疹には付けてはいけないようです。判断難しい~😨

使用禁止部位に粘膜が入っていないんですよ。
しかしながら、濃度の違いなどはあるかと思いますが、クロルヘキシジングルコン酸塩液自体は陰部や外性器の消毒には使用しません。
粘膜への使用も基本的にはNGです。(禁忌事項で上がっている薬品も存在します)
粘膜への使用はやめておくほうが良いですね。
クロルヘキシジングルコン酸塩液にはアレルギーが出る人もいますので経皮吸収率の高い粘膜が近い陰部では使わないほうが無難です。

 

皮膚にとどまり殺菌効果を持続することが特徴ですが、天然繊維や有機物に吸着されやすく陰部では殺菌力は低下しやすいので「雑菌繁殖抑止、匂い対策目的」での塗布は意味がありません。

粘膜から距離のある部分の小傷には使うは有効だと思います。
また、殺菌効果に優れているのでデリケートゾーン(陰部)にニキビのようなできものができて痛い時薄く塗布するのも有効だと思います。

チューブ、ビンから選べるところや、11gの小さな規格があるため便利です。
手軽なイメージの塗り薬ですが、第2類医薬品で薬剤師がいない時間は購入できません。

オロナイン軟膏のテクスチャーは白いクリーム状。
割と伸びが良く、少量でも外陰部全体に伸ばせる印象です。
刺激はほとんどありません。ごく僅かですが、独特の臭いがあります。
薄く塗ればショーツにシミも残りませんでした。

 

ムヒ

ムヒにはいろいろなシリーズがあります。
虫刺されでお世話になるため、「痛痒い時」の薬としてのイメージがありますよね。
デリケートゾーンは粘膜が近く、皮膚自体も薄いためメントールの入っているタイプのムヒは刺激が強く陰部への使用はNGです。

ムヒベビー
ムヒベビーは、赤ちゃんの虫刺され、あせも、おむつかぶれなどの薬ですが、弱酸性なんですよ。
デリケートゾーンも弱酸性ですし、赤ちゃんにも使える優しい処方。
もちろんメントールなどの刺激成分は配合されていませんし、顔にも使えることが明記されています。

  • 池田模範堂
  • 15gチューブ950円
  • 第3類医薬品

効能・効果かゆみ 虫刺され あせも かぶれ 湿疹 蕁麻疹 皮膚炎 しもやけ ただれ

成分ジフェンヒドラミン→かゆみを抑えます
グリチルレチン酸→炎症を抑えます(生薬カンゾウ由来の成分です)
トコフェロール酢酸エステル 血流改善 症状の回復を早めます。(肌の新陳代謝を高めます)

 

3類医薬品なので、薬剤師さんのいない時間でも購入できます。
2類医薬品に比べて効果が低い?と思う方もいるでしょう。
でも、副作用の出現率が比較的低く安心という考え方もできますよね。

個人的な主観ですが、フェミニーナ軟膏に比べても遜色ない使い心地です。
生薬カンゾウ由来の成分というのも気に入っているポイントです。
デリケートゾーンの痛み(痛痒さ)は生活習慣にも大きく関わっている為繰り返す人も多い為、そんな時、優しい成分で早々に対処できたら良いなあと思うのです。

 

ムヒベビーのテクスチャーは白いクリーム状で伸びが良く、少量でも外陰部全体に伸ばせる印象です。
刺激はほとんどありませんし臭いもほとんどしません。
薄く塗ればショーツにシミも残りませんでした。

 

ワセリン

ワセリンとは何か?
「石油を高度に生成して作られた保護剤」のことです。
植物由来ではないんですね。しかし、ワセリンは鉱物系ではありますが生成されており安全度の非常に高いものです。
直接痛みに作用するわけではありませんが、病院の臨床でも非常によく登場します。

肌の表面に薄い膜をつくり水分、汚れ、化学物質などの刺激物からバリアを張ってくれます。
当然、肌の中の水分を外に逃さないように作用しますので乾燥対策にも有効です。

デリケートゾーンの痛み、痛痒さがある場合、皮膚の過度の乾燥や摩擦によるスレ、経血やおりもの、尿によって肌が浸軟して弱くなってしまっていることがあるため、薄く塗っておくとトラブル予防や症状の緩和に繋がります。

デリ看 うらら
ワセリンと一言にいいますが、白色ワセリン、ヴァセリン、プロペトの違いを知っていますか?みんな原材料はワセリンなんですけど、、、。
  • 白色ワセリン
    3類医薬品
    500gで650円から900円程度
  • ヴァセリン
    化粧品コーナーで販売されている。持っている人も多数
    200gで500円程度
  • プロペト
    医師が処方するワセリン

原材料は同じワセリンでも精製度が違います。
純度の高いものは色が透明に近く肌に優しいとされます。
石油由来であり、気になる人は気になる原材料。

ヴァセリン→白色ワセリン→プロペトの順で純度が高いです。

 

ワセリン自体は肌に優しいのですが、デリケートゾーンは粘膜にも近く皮膚も薄いので白色ワセリンを購入するのが良いと思います。
オシャレ感はありませんが、価格面でも白色ワセリンのほうが優秀です。
ただ、欠点もあり、チューブタイプが販売されておらず、ポットのみなんですよね😨
持ち運びは少ししにくいかも。

薬局のベビーコーナーにはベビーワセリンも販売されています。
ベビー用、無香料、パラベンフリー、などお肌に優しいキャッチコピーですが、白色ワセリンと内容はほぼ変わりません。チューブタイプがご希望の方はこのタイプでも良いと思います。

 

ワセリンのテクスチャーは半透明の油状。
伸びが良く、少量でも外陰部全体に伸ばせる印象です。

清潔にした後、手のひらで温めて薄く、極薄でのばしてつける事!
べったりつけると逆に汚れを吸着し、トラブルを引き起こす恐れがありますしショーツにシミを付けてしまうおそれがあります。

 

刺激はありませんし臭いもしません。
薄く塗ればショーツにシミも残りませんでしたが、薄付けの感覚がつかめないうちはおりものシートで汚れ防止するほうが良さそうです。

なお、馬油でも撥水や乾燥保護の効果は得られます。
馬油の場合は若干独特の臭いを感じるのと、のびムラがあり、個人的に撥水効果はワセリンの方が高い感覚です。
どうしても鉱物系に抵抗感のある人は馬油でも十分効果が得られると思います。

 

バファリン

痛み止めです。
デリケートゾーンの痛みにも効きますが、痛み止めを飲まないといけないような強い痛みの場合は市販薬を飲まずに受診してください。
「アソコが痛い」と言っても緊急性のある病気が隠れていることもあるため実は侮れない痛みなのです。

鼠径部が痛かった→実は盲腸だった
陰部の中の方が痛かった→膀胱炎が悪化し、出血を起こしてから慌てて受診したが入院して点滴加療となった
Oラインが痛かった→痔核が突出し傷つき感染を起こしていた。

など、もっと早く受診してほしかったと言われてしまうケースも存在します。
「痛み止めで収まった」ということは、身体が出している助けて欲しいというサインを無視するという結果にもなりますので良し悪しなのです。

 

市販薬を使用するか受診するか悩む場合の対処基準

 

痛みを治すのに市販薬を使って良い場合の例

痛みがある場合は薬局で薬剤師さんに相談、受診して医師に診察を受けるのがベストです。
でも、受診や相談のハードルが高いのも現実。
こちらはご自身の参考になさってください。看護師である私ならこうするという考え方の一つの例です。
受診したほうが良い場合の例も読んでみてくださいね。

市販薬で様子を見ても良い場合の例

  • 痛みの程度が、通常の生活に差し支えない(気にするとまあ痛いけど忘れていることも多い)
  • おりものに変化が無い
  • 実際に見て、小傷など「このせいかな」という原因がある

 

恥ずかしくないし、手軽。
時間を比較的選ばず対処ができる。
診察がない分、価格は安い。
診察がない分、時間がかからない。

 

 

市販薬ではなく、受診したほうが良い場合

受診したほうが良い場合の例

  • 市販薬を数日使用したが症状が良くならない場合
  • 市販薬を使用したが刺激感が強いと感じた場合
  • 出血がある場合
  • 自分自身に持病がある場合
  • 熱がある場合
  • 腹痛や鼠径部痛などの症状がある場合
  • 妊娠の可能性がある場合、もしくは妊婦さん
  • 排尿時痛や残尿感、尿混濁がある場合(産婦人科・婦人科、泌尿器科へ)
  • 痛みが強く集中できない、眠れない場合

 

医師の診断で的確な処方が出される
処方薬は市販薬よりも効果が高く、個人の症状に合った薬が処方される
重症化、合併症の早期発見、予防につながる
費用は市販薬に比べ高いが保険が使えるため実質負担は3割程度。

 

 

悩める相談者子羊ちゃん
性病だったらどうしよーという心配が解消されるのもメリットかな。

病院では副腎皮質ステロイドや、抗菌薬、鎮痛薬など薬局の薬には無い効果を持つ薬が処方されます。思い切って病院に行ってよかったという患者さんの声も多いです。
普段から自分のアソコにも関心を持って堂々と受診できる世の中を作りたいですね❤

 

病院は何科を受診すればいいか、実際にはどんな流れなのと心配な方はこちらに詳しく紹介しております。
デリケートゾーン(陰部)の痛みは病院の何科に行く?おりもの検査や薬の内容は?

 

まとめ

デリケートゾーン(陰部)の痛みは受診しにくいですよね。
市販薬も強い味方です。
薬局は身近な存在(^o^)買い物ついでにということもできそう。

オンラインでも購入できますので、昔に比べたら対処しやすい環境に変化してきているのでしょうか。
フェミニーナ軟膏以外にも、使えるお薬が市販薬として購入できますので参考にしてみてくださいね。

 

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